2024-07-30
不動産購入時に重視するポイントは人それぞれですが、なかでも間取りは重要視される要素の1つです。
スムーズな売却に繋げるためにも、需要の高い間取りや各間取りのターゲット層などを把握しておきましょう。
今回は、中古マンションで売却しやすい間取りについて、それぞれのターゲット層や売却のポイントなどを解説します。
岡山県岡山市で中古マンションの売却を検討されている方は、ぜひご参考になさってください。
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中古マンションは、間取りによって需要の高さが異なります。
まずは、どのような間取りの需要が高くて売却しやすいのかを確認しておきましょう。
中古マンションで売却しやすい間取りは、ファミリー向けの3LDKです。
3LDKとは、リビングとダイニング、キッチンのほか、独立した居室が3つあるタイプの間取りです。
中古マンションにおける間取りのなかでも、3LDKはもっとも需要が高く、スムーズな売却が見込めます。
なぜ3LDKの間取りが人気なのかというと、フェミリー層にちょうど良い広さだからです。
中古マンションの購入を考える主なきっかけは、結婚や出産が多く、購入検討者はファミリー層が多いです。
子どもが生まれると1LDKでは狭く、2LDKでは子どもが大きくなったときに手狭に感じるかもしれません。
かといって、4LDKは広すぎるうえ価格が高いため、ちょうど良い広さの3LDKが好まれやすい傾向にあります。
また、3LDKが売却しやすい理由として、賃貸物件の数が少ない点も挙げられます。
2LDKまでの賃貸物件はよく目にしますが、3LDK以上となると物件数が少なくなるのが現状です。
居室の数が増えるほど家賃も割高になるので「それなら家を購入しよう」とお考えになる方も多いでしょう。
3LDKだけでなく、2LDKも売却しやすい間取りの1つです。
2LDKとは、リビングとダイニング、キッチンのほかに、独立した居室が2つあるタイプの間取りです。
3LDKよりもコンパクトで価格を抑えられることから、子どもをもたない夫婦やカップルに人気があります。
1LDKとは異なり、独立した居室が2つあるため、それぞれのプライベート空間を確保できる点も人気の理由です。
ただし、将来子どもを望んでいる夫婦や子どものいるご家族の場合、2LDKだと手狭に感じる可能性があります。
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中古マンションは3LDKが売却しやすいと解説しましたが、そのほかの間取りが売れないというわけではありません。
間取りそれぞれに異なるターゲット層があり、それを理解した上で売却活動をおこなえば、スムーズな売却が目指せます。
ここからは、間取りごとのメインターゲット層を解説します。
1K・1DKは、単身者や子どもが独立した夫婦などにおすすめです。
収益物件としても需要があるため、投資家をターゲットにするのも良いでしょう。
また、ターゲットを定める際は、間取りだけでなく立地も考慮することが大切です。
単身者は交通アクセスの良さ、夫婦は住環境を重視する傾向にあります。
物件の近くに大型商業施設などの遊び場があれば、単身者をメインターゲットにすると良いでしょう。
一方、静かで落ち着いたエリアにある場合は、子育てを終えてのんびり暮らしたい夫婦などにおすすめです。
1LDKは、一人でゆったりと生活したい単身者や、DINKS(子どものいない共働きの夫婦)におすすめです。
リビングに加えて居室もあるため、物件の床面積によっては2人で住んでも快適に過ごせるでしょう。
1K・1DKでも解説したように、単身者は交通アクセスの良さを重要視する傾向があります。
物件の近くに駅があるなど、利便性の高いエリアであれば、スムーズな売却が叶うかもしれません。
2LDKは、子どものいない夫婦や子どもが独立し2人になった夫婦などにおすすめの間取りです。
商業施設や病院、駅の近くなど、利便性が高い立地の物件はとくに人気があり、早期売却が見込めます。
また、2LDKは3LDKよりも価格が低めなので、地価が高いエリアでは、ファミリー層でも2LDKを選ぶ方が多いようです。
4LDKは、子どもが多いファミリーだけでなく、仕事を行う自営業の方などにもおすすめです。
コロナ禍でリモートワークの普及が進み、現在も自宅で仕事をしているという方もいらっしゃるでしょう。
リビングやダイニングなど、家族のいる空間では仕事がはかどらないとお悩みの方も多いかと思います。
そのような方に向けて「4LDKであれば仕事部屋を確保できる」とアピールすれば、購入意欲を高められるかもしれません。
また、2LDKや3LDKを探している方に向けて、購入後のリフォームまでセットで提案するのもおすすめです。
4LDKであれば、リフォームで部屋数を減らしても、3LDKよりも広いスペースを確保することができます。
売却が難しいと言われている4LDKは、買主にメリットをしっかりと伝えることが大切です。
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ターゲット選定に重要なポイントは、間取りだけではありません。
最後に、間取り以外でチェックしたい重要なポイントを解説します。
間取り以外の重要なポイントとして、まず挙げられるのが立地です。
ファミリー層向けの物件であれば、特にこの条件が深く関わってくると言えるでしょう。
求める条件は人それぞれ異なりますが、とくに人気が高いのは、閑静な住宅地の中に立つマンションです。
子どもがいる世帯は、駅近などの利便性よりも、マンション周辺が安全で静かかであることなどを重視します。
また、どの間取りにおいても、近くに買い物施設があるなど便利な立地にある場合は、高値で売却しやすいようです。
築年数も、マンション購入時に重視されるポイントの1つです。
マンションに限らず建物の価値は新築時がもっとも高く、築年数を重ねれば重ねるほど価値が下がっていきます。
築年数とともに修繕積立金も値上がりする場合が多いため、古いマンションは築浅物件に比べると売却しにくいといえるでしょう。
しかし、築年数が経っているマンションでも、リフォーム済みの物件は需要が高く、売却しやすい傾向にあります。
築年数が古くなかなか成約に至らない場合は、リフォームをしてから売却するというのも選択肢の1つです。
中古マンションの売却における重要なポイントとして、物件の管理体制も挙げられます。
マンションは大規模になるほど人が増え、管理体制がしっかりとしていないと敷地内のごみや汚れなどが目立ちます。
共有スペースの汚れは、周辺の治安などにも影響を及ぼすため、管理会社がしっかりしているかを重視する方も多いようです。
また近年は防犯面の問題から、エントランスに管理人が常駐しているマンションが人気を集めています。
管理人常駐の物件や防犯カメラ付きの物件であれば、よりスムーズな売却が目指せるかもしれません。
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中古マンションは、間取りごとにメインターゲットを変えて売却活動をおこなうことが大切です。
もっとも売却しやすい間取りは3LDKと言われていますが、そのほかの間取りが売却できないというわけではありません。
立地や築年数など、間取り以外の売却のポイントを押さえたうえで、効率的な売却計画を立てましょう。
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お客様の笑顔をモットーに真摯にご対応させていただきますので、お気軽にご相談ください。
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