離婚により家を売る最適なタイミングとは?売却方法と注意点も解説

2024-03-26

離婚により家を売る最適なタイミングとは?売却方法と注意点も解説

この記事のハイライト
●離婚が決まった際に家を売る場合は「離婚前」か「離婚後」のどちらが良いか状況に応じて最適なタイミングを判断する
●家を売る方法には仲介・買取があり売却後も住宅ローンが残る場合は任意売却を検討する
●離婚により家を売る際は財産分与のタイミングや公正証書として残しておく点に注意する

離婚によって家を売りたい場合、離婚前が良いのか離婚後が良いのか悩んでいる方もおられるのではないでしょうか。
もっとも最適なタイミングで売却するには、まずは離婚前と離婚後に家を売るメリットなどを把握しておくことが大切です。
そこで、離婚で家を売る最適なタイミングや、家の売却方法と家を売る際の注意点を解説します。
岡山県岡山市で不動産売却をご検討中の方は、ぜひ参考になさってください。

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離婚が決まった際に家を売る最適なタイミングとは

離婚が決まった際に家を売る最適なタイミングとは

離婚によって家を売る場合、離婚前と離婚後とではどちらが最適なタイミングなのでしょうか。
ここでは、離婚前に家を売るメリットと離婚後に家を売るメリット、また向いているケースについて解説します。

離婚前に家を売るメリット

離婚前に家を売るメリットは、婚姻中に共に過ごしてきた家を売ることによって、心機一転の気持ちで新生活を始められることです。
離婚後に家を売るとなれば、離婚後に少なからず連絡を取る必要がでてきます。
しかし、離婚前に家を売ってしまえば、離婚後に連絡を取る必要もなくトラブルになる可能性も少ないでしょう。
離婚前に家を売るのがおすすの方
離婚前に家を売るのがおすすめの方は、以下に当てはまる方です。

  • 家の売却が完了するまで離婚が待てる
  • 離婚後のトラブルは回避したい
  • 離婚後は連絡を取りたくない

不動産売却は、一般的に3~6か月の期間が必要です。
そのため、離婚前の売却が向いている方は、売却が完了するまで離婚を待てる方です。
また、離婚後は連絡を極力取りたくない方や、トラブルを回避したい場合も離婚前の売却が向いているといえるでしょう。

離婚後に家を売るメリット

一方で、離婚後に家を売るメリットは、余裕をもって売却を進められる点です。
前述したように、売却には3~6か月の期間を要します。
離婚前であれば、売り急いでしまい、値下げなどに応じる可能性があるでしょう。
しかし、離婚後に家を売れば時間に制約はないので、希望の価格に近い金額で取引することもできます。
離婚後に家を売るのがおすすの方
離婚後に家を売るのがおすすめの方は、以下に当てはまる方です。

  • すぐにでも離婚したい
  • できるだけ高く売却したい
  • 離婚後も連絡を取り合うことに抵抗がない

家を売りに出しても必ずしもすぐに売却できるとは限りません。
そのため、売却が完了するまで待てないといった方や、すぐに離婚したい方は離婚後の売却がおすすめです。
また、離婚後に売却する場合は、売却に向けた手続きなどお互いに連絡を取り合う必要がでてきます。
離婚後にお互い連絡を取ることに抵抗がない場合も、離婚後の売却に向いているといえるでしょう。

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離婚のタイミングで家を売る方法

離婚のタイミングで家を売る方法

家を売る方法には、大きく分けて「仲介」と「買取」の2つの方法があります。
また、売却する家に多くの住宅ローンが残っている場合は「任意売却」を選択しなければならないケースもあります。
ご自身にとってもっとも最適な方法は、それぞれの状況により異なるため、それぞれの特徴やメリット・デメリットを押さえ売却方法を検討しましょう。
ここでは、家を売る方法として「仲介」「買取」「任意売却」の3つについて解説します。

家を売る方法①仲介

仲介とは、個人の買主を探すために、不動産会社に買主との仲介を依頼する方法です。
仲介を依頼する場合は、不動産会社と媒介契約を締結し、その後売却活動により買主を探します。
売却活動では、物件をインターネット上やチラシで宣伝し購入希望者を募り、希望者には内覧を実施し条件などを交渉していきます。
売却にかかる期間は3~6か月が一般的ですが、物件によってはさらに長引く可能性がある点に注意が必要です。
仲介の最大のメリットは、市場価格に近い金額で取引することができる点です。
そのため、時間をかけてでも高く売却したい場合におすすめの売却方法といえます。

家を売る方法②買取

買取とは、不動産会社が直接物件を買い取る方法です。
査定額や条件などに納得していただければ、すぐに物件を買い取ることができます。
そのため買取のメリットは、売却活動が不要であり、かつ買主が決まっているため短期間で現金化できる点です。
一方で、買取のデメリットは、仲介と比べると売却価格が低いことです。
一般的に買取は市場価格の6~8割程度になります。
そのため、買取は売却価格が多少安くなってでも、早く売却してしまいたい場合におすすめの方法といえます。

家を売る方法③任意売却

売却する家に住宅ローン残債があり、かつ売却してもローンが残ってしまう場合は、差額分を自己資金でまかなうか、任意売却を選択することになります。
任意売却とは、売却後にローンが残る場合でも金融機関の同意が得られれば、売却することが可能な方法です。
一般的には、住宅ローンを完済しなければ家を売ることはできません。
なぜなら、住宅ローンを組んで購入した家には抵当権が設定されているためです。
抵当権は、住宅ローンの返済が不能となったときに備えて、金融機関が担保にした家を売却して返済を受ける権利のことです。
家を売る際は、この抵当権を抹消する必要があります。
しかし、任意売却であれば売却後にローンが残るケースでも売却することが可能です。
ただし、任意売却をおこなう際は、金融機関の同意が必須です。
任意売却であれば、一般的な売却方法と同じように買主を探すため、市場価格に近い金額で売却することもできます。
また、売却後も無理のないようにローンの返済計画を立ててもらえるため、住宅ローンの返済にお困りの場合はメリットとなるでしょう。

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離婚のタイミングで家を売る際の注意点

離婚のタイミングで家を売る際の注意点

最後に離婚により家を売る際の注意点を解説します。
主な注意点は以下の3つです。

  • 財産分与のタイミング
  • 住宅ローン残債を確認しておく
  • 公正証書を作成しておく

それぞれ順に注意点を解説します。

注意点①財産分与のタイミング

財産分与を離婚前にしてしまうと、受け取った側が贈与とみなされ贈与税が発生する可能性があります。
そのため、財産分与は必ず離婚後におこなう点に注意しましょう。
したがって、離婚前に家を売る場合でも財産分与は離婚後におこなうことをおすすめします。

注意点②住宅ローン残債を確認しておく

前述したように、住宅ローン残債があり売却金額よりも上回る場合は、通常での方法で売却することはできません。
そのため、まずは住宅ローン残債がどのくらいあるのか、売却金で完済できるのか早めに確認しておきましょう。

注意点③公正証書を作成しておく

離婚時には、取り決めることなど話し合いが多くトラブルになる可能性があります。
そのため、夫婦間で話した取り決めは、口約束ではなく必ず公正証書を作成し残しておくことが大切です。
手数料はかかりますが、公的な文書として証明できればトラブルを最小限に抑えることができるでしょう。

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まとめ

家を売る最適なタイミングは、離婚を急ぐのか否かなどご自身の状況や優先する事項によって判断することになります。
また、住宅ローンが残っている場合は、売却金で完済できるかどうかも早めに確認しておくことが大切です。
時間がかかってでも高く売却したい場合は「仲介」を、売却価格が低くても早く売却したい場合は「買取」を検討してみると良いでしょう。
岡山市の不動産売却なら有限会社ディライトへ。
主に岡山市の南区を中心に北区・中区・東区と幅広いエリアでご提案が可能です。
お客様の笑顔をモットーに真摯にご対応させていただきますので、お気軽にご相談ください。


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