不動産買取と仲介の違いとは?買取のメリット・デメリットもご紹介

2022-11-22

不動産買取と仲介の違いとは?買取のメリット・デメリットもご紹介

この記事のハイライト
●買取と仲介の違いは、買主・売却期間・売却価格・仲介手数料の有無・内覧の有無である
●買取のメリットは、仲介と比べて短期間で売却でき、近隣住民へ知られることなく売却可能なこと
●買取のデメリットは売却価格が市場価格よりも安くなる傾向にあること

不動産売却をする際に、通常は買主を探して売却する「仲介」という方法で売却しますが「買取」という方法もあるのをご存じでしょうか。
不動産買取は、仲介と比べてスムーズに売却でき、メリットが多いのが特徴です。
そこで、岡山県岡山市周辺での不動産売却をご検討中の方に、買取と仲介の違い、買取のメリット・デメリットについてご紹介していきます。

\お気軽にご相談ください!/

不動産売却における「買取」と「仲介」の違いとは

不動産売却における「買取」と「仲介」の違いとは

不動産の売却方法には、買取と仲介の2パターンがあります。
それぞれの特徴と違いについてご紹介します。

売却方法①買取とは

不動産の売却方法の1つ目は「買取」という方法です。
買取とは、不動産会社へ直接売却する方法です。
そのため、買主を探す売却活動の必要はなく、スムーズに売却できるのが特徴です。
さらに、買取の方法は「即時買取」と「買取保証」の2つに分けられます。
即時買取
即時買取は、不動産会社と売却価格についての交渉が終われば、即時に買い取ってもらえる方法です。
最短で3~7日、長くても1か月以内に売却できるため、すぐに現金化したい場合や早期に売却したい方にはおすすめです。
ただし、買取の場合は、市場価格よりも1~3割ほど売却価格が低くなるため、注意が必要です。
買取保証
買取保証とは、即時買取と仲介の2つを組み合わせた売却方法です。
ある一定期間は仲介での売却活動をおこない、その期間に売却できなかった際に買取が保証されている方法です。
前述でもご説明したように、買取価格は市場よりも低くなることがほとんどです。
そのため、買取保証にすれば、仲介での期間内であれば市場価格で取引することができるため、相場のまま売却することが可能です。
また、たとえ売却できなくても買取してもらえるので、確実に売却できるというメリットもあります。
ただし、仲介期間で売買が成立した場合は、不動産会社への仲介手数料が必要になるため注意が必要です。

売却方法②仲介とは

一方で売却方法の2つ目は「仲介」です。
仲介は、不動産会社と媒介契約を結び、その後買主を探してもらう方法です。
仲介の場合はあくまでも、個人の方が買主となるため、不動産会社は売却活動をおこなう必要があります。
レインズ登録や広告宣伝などをおこなって買主を見つけ、その後不動産売買契約を売主・買主で締結します。

買取と仲介の違い

買取と仲介の特徴がわかったところで、改めて両者の違いを確認しておきましょう。
違いはおもに5つあります。
違い①買主
前述でご説明したように、買取と仲介では買主が異なります。
買取の場合は「個人の方」、仲介の場合は「不動産会社」が買主になります。
違い②売却にかかる期間
即時買取の場合は、仲介のように売却活動がないため、最短で3日程度で売却することが可能です。
一方で、仲介の場合は売却活動を経て買主を探すため、3か月以上かかることが一般的です。
違い③売却価格
仲介の場合は、市場価格に近い金額での取引が可能ですが、買取の場合は、1~3割程度低くなります。
違い④内覧の有無
買取では、直接不動産会社へ売却するため、内覧を開く必要はありません。
仲介の場合は、集客のため内覧を実施するのが一般的です。
違い⑤仲介手数料の有無
仲介手数料の場合は、売却価格に対して一定の金額がかかりますが、買取の場合は仲介手数料は不要です。

弊社が選ばれている理由はスタッフにあります|スタッフ一覧

\お気軽にご相談ください!/

仲介と比較した場合の不動産買取のメリットとは?

仲介と比較した場合の不動産買取のメリットとは?

仲介と比較して、買取を選択するメリットについてご紹介します。
買取のメリットは以下のとおり3つあります。

  • ①短期間で売却可能
  • ②契約不適合責任が免責
  • ③近隣住民へ知られる可能性が低い

それぞれのメリットをご紹介します。

メリット①短期間で売却可能

前述でも触れたように、買取の最大のメリットは短期間で売却できることです。
仲介のような売却期間も不要なため、不動産会社と価格交渉をすれば即時に売却することが可能です。
また、現金化までもスムーズにおこなえるため、すぐに売却したい方や現金化まで急いでいる場合にはおすすめです。

メリット②契約不適合責任が免責

仲介による不動産売却の場合は、引き渡し後に契約不適合責任が問われる可能性があります。
契約不適合責任とは、契約内容と不適合なものを売却し、引き渡し後に買主が発見した場合に売主が負う責任のことです。
たとえば、雨漏りやシロアリ被害です。
売主はこれらの状態を把握しながらも、買主へ報告せずに売却した場合、欠陥が発覚したのちに賠償責任や契約解除を申し入れられることもあります。
一方で、買取の場合は不動産会社へ直接売却するため、契約不適合責任は免除されるので、そのようなことに悩まされる心配はありません。

メリット③近隣住民へ知られる可能性が低い

周囲へ知られることなく売却したい場合にも、買取はおすすめです。
買取は、仲介と違って内覧や広告宣伝活動がないため、不動産会社とのやり取りだけで売却することができます。

弊社が選ばれている理由はスタッフにあります|スタッフ一覧

\お気軽にご相談ください!/

仲介と比較した場合の不動産買取のデメリットとは?

仲介と比較した場合の不動産買取のデメリットとは?

買取はメリットだけでなく、デメリットも存在します。
買取のデメリットは以下のとおり2つあります。

  • ①売却価格が市場価格よりも安い
  • ②不動産の状態によっては買取できない

それぞれのデメリットをご紹介します。

デメリット①売却価格が市場価格よりも安い

買取のデメリットとして一番に挙げられるのは、売却価格が市場価格よりも安くなることです。
仲介では、比較的市場価格に近い金額で取引されますが、買取の場合は1~3割程度低くなります。
買取の場合に市場価格より安くなる理由は下記のとおり2つあります。

  • 購入した不動産に新たな付加価値を付けて再販するから
  • 再販する際のリスクが大きいため

不動産会社は、買取した不動産を再販するには、新たな付加価値を付けてから売却します。
そのため、それにかかる費用を差し引いて買取をするからです。
また、契約不適合責任の免責など売主にとってメリットが大きい反面、そのリスクを不動産会社が負担しなければなりません。
そのため、市場価格よりも買取は安くなる傾向にあります。

デメリット②不動産の状態によっては買取できない

不動産会社によっては、物件の状態次第で買取していないところもあります。
たとえば、大掛かりなリフォームが必要で収益が期待できない場合や、再建築不可や需要の低い立地などといったケースです。
また、すべての不動産会社が買取に対応しているわけではなく、仲介しか対応していない会社も多いです。
そのため、買取に対応しているのかも事前に確認しておく必要があります。

不動産買取に向いている方

メリット・デメリットをご紹介しましたが、不動産買取に向いている方を整理しておきましょう。

  • 不動産売却に時間をかけたくない方
  • すぐに現金化したい方
  • 売却できそうにない不動産を所有している方
  • 不動産売却を周囲へ知られたくない方

上記に当てはまる方は、不動産買取を検討してみてはいかがでしょうか。

弊社が選ばれている理由はスタッフにあります|スタッフ一覧

まとめ

不動産売却での買取と仲介の違い、また買取のメリット・デメリットをご紹介しました。
不動産買取の方法は、仲介と比べて売却価格は低いですが、短期間で売却できスムーズに現金化することが可能です。
私たち「有限会社ディライト」は、岡山県岡山市周辺の不動産売却をサポートしています。
仲介・買取のどちらも対応していますので、不動産売却をご検討中の方はぜひ弊社までご相談ください。

ブログ一覧ページへもどる

まずはご相談ください!

086-264-0888

営業時間
9:00~17:00
定休日
日曜日

スタッフブログ

不動産の税金に付いて

物件売却

物件情報

売却査定

お問い合わせ